
「農家の母さんの知恵袋交流会」を行いました。
講師として、“はるちゃんのトマトケチャップ工房”の
代表である岡本 恵子氏と、スタッフの伊藤 聖子氏にお越しいただきました。

その中でも発酵食を代表する味噌を、皆で作っていきます。
材料は、大豆・こうじ・食塩です。
塩分濃度13%の中辛味噌になります。

まず、塩切りこうじを作ります。
こうじと塩を混ぜて、かたまり状のものがなくなるまで
揉みほぐしていきます。


予め煮ておいて、ペースト状になるまで潰した大豆を
塩切りこうじに入れます。
耳たぶくらいの固さになるまで
まんべんなく混ぜ合わせます。





できないように押し込みます。
全て詰めたら表面を平らにして、上塩をふります。
空気に触れるとカビが生えやすくなってしまうため、
ラップを貼り、重石を乗せます。

冬の間は気温が低いため、ゆっくりと発酵が進み、
気温が高くなる夏には発酵が活発になります。
秋頃には食べごろを迎えます。この時の味噌は、サッパリとした味になります。


熟成が進むにつれて色も濃くなり、
味に深みが増していきます。
乳酸菌も増えていくため、年数が経つにつれ
酸味も出てきます。

ビビンバには、肉味噌、削り節と醤油で和えたほうれん草、
塩こうじのナムルと、キムチをトッッピング。
味噌と粉末だし、乾燥ごぼう、ワカメを混ぜた味噌玉は、みそ汁にします。
漬け物は、大根のサワー漬けです。

「よくばりソース」を使いました。
よくばりソースには味噌の他、トマトとリンゴが入っているので甘みがあり、
豆板醤と唐辛子が程よい辛みを醸し出しているので、
豆腐に乗せたり、回鍋肉にしてもよく合います。

新たな旨味や酸味、甘み、香り、栄養価を生み出し、保存性も向上させます。
発酵食品には、
①鰹節や甘酒のようにカビ類によるもの、
②ビールやワインのように酵母類によるもの、
③納豆やチーズのように細菌類によるものがあります。

1ヶ月後、半年後…どのように味噌が変化していくのか、
それが味わえるのが手作り味噌の醍醐味ですね。
今後、その様子をブログでも紹介していきたいと思います!

「思っていたより簡単に味噌が作れた!」と、
参加していただいた皆様が、とても楽しそうだったのが印象的でした。
発酵食品の奥深さや楽しさを教えて下さった岡本さん、伊藤さん、
熱心に学んでくれた皆様、本当にありがとうございました!!
イベント情報
2月20日(土) JAあいち知多“げんきの郷”による、野菜・加工品の販売
2月21日(日) JAめまんべつの女満別産の小麦を使用した「生うどん」の試食・対面販売
2月20日・21日 美雪堂による、北海道産の原料を使用した大福や団子などの販売

2月19日(金) 新商品のJA美幌「彩るソース」の試食販売
2月22日(月)は、くるるの杜の定休日です。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。